• JFE フレームキット®

JFEフレームキット導入前に工務店が知るべき5つのポイント【全国対応】

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はじめに

「JFEフレームキット®」という言葉は聞いたことがあっても、次のような疑問から一歩を踏み出せずにいる工務店様は少なくありません。

  • 溶接資格がない自社の職人でも施工できるのか
  • 木造で培った設計・現場管理のノウハウはそのまま使えるのか
  • 狭小地や旗竿地など、条件の厳しい土地でも対応できるのか

本記事では、木造軸組工法を中心に施工されてきた工務店様、特に賃貸アパートの新築を手がける工務店様がJFEフレームキット®を検討する際に押さえておきたいポイントを、施工会社の立場から5つに整理してご紹介します。

ポイント1:溶接資格は必要?ボルト接合が基本の理由

JFEフレームキット®の現場施工は、そのほとんどがボルト接合で完結します。現場溶接は発生せず、1本1本の管理が必要な高力ボルトも使用しません。使うのはインパクトドライバーで締める中ボルトのみです。そのため、鉄骨造特有の溶接技術者や特殊な資格を新たに揃える必要がなく、木造を中心に施工されてきた工務店様でも対応しやすい工法です。

鉄骨の柱と梁のボルト接合部を表したイラスト

ポイント2:木造軸組との違いは「柱・梁を鉄骨に置き換えるだけ」

JFEフレームキット®は、木造軸組工法の柱・梁・筋交い・土台を、防錆処理された軽量鉄骨部材に置き換えたものです。設計の考え方自体は木造軸組の延長線上にあるため、木造で培ってきたプラン力や現場管理のノウハウをそのまま活かせます。

さらに、木造や重量鉄骨とは異なる自由度もあります。JFEフレームキット®は「梁勝ち」と呼ばれる工法のため、上下階で柱の位置が同じ場所に通っている必要がありません。1階・2階・3階でそれぞれ異なる間取りを組むことができ、たとえば1階をワンルーム中心、2〜3階をメゾネットタイプにするなど、家賃帯の異なる住戸をミックスした設計にも対応できます。

階ごとに異なる間取りを組める3階建て建物のイラスト

ポイント3:工期・コストは木造とどう違う?

部材は工場でプレカットされた状態で現場に搬入されるため、現場作業を効率化できます。また、JFEフレームキット®は軽量な部材構成のため、必要な地耐力が重量鉄骨の約半分で済みます。地盤があまり良くない条件でも、大掛かりな杭工事ではなく表層改良で対応できる場合があり、基礎や杭にかかるコストを抑えられる点も特徴です。

標準的な工期の目安は以下の通りです。

構造着工〜引き渡しの標準工期
木造5〜6ヶ月
JFEフレームキット®(軽量鉄骨)標準約7ヶ月
重量鉄骨9〜10ヶ月
RC造10〜14ヶ月

建築費は木造より高くなりますが(目安として木造の+15〜25%程度。敷地条件・プラン・仕様により変動します)、重量鉄骨やRC造と比べると抑えられる水準です。

ポイント4:狭小地や旗竿地でも建てられる?

入口が狭く奥が広い、いわゆる旗竿地のような、木造や重量鉄骨では搬入経路の確保が難しい敷地でも対応できる可能性があります。JFEフレームキット®の部材は重量鉄骨のようにクレーンで吊り上げなければ動かせないものとは違い、入口までなんとか運び込めれば、そこから奥へは人の手で運搬できるケースが多くあります(詳しくは別記事「旗竿地・狭小地にアパートは建つ?」で解説しています)。

旗竿地に建つ鉄骨造建物のイラスト

ポイント5:導入までの流れ

導入には、まず計画中の土地・建物にJFEフレームキット®が適用可能かどうかのスピード診断から始まります。そのうえで、耐火・耐震要件や敷地条件を踏まえた構造設計と、RC造・木造との比較を含む概算見積もり・工期シミュレーションを行い、発注・施工体制を整えていく流れです。販売スキームとしては、JFE鋼板・指定代理店(当社)・元請け工務店様の3社契約となり、構造計算・構造設計はJFE鋼板が担当します。防火地域など耐火性能が求められる土地の場合、コスト構造が変わる点については、別記事「防火地域のアパート、耐火木造とJFEフレームキットどっちが安い?」もあわせてご覧ください。

スピード診断から概算見積もり、施工体制の構築までの導入ステップを表した図解イラスト

デメリット・知っておきたい制約

正直な情報開示のため、JFEフレームキット®の制約もお伝えします。

  • 4階建てにはできません。 3階建てまでが対応範囲です。
  • 柱・ブレースの本数は減らせません。 木造の在来工法の柱・筋交いを鉄骨に置き換えた工法であるため、耐力壁として必要な本数は構造上決まっています。
  • 建築費は木造より高くなります。 目安として木造の+15〜25%程度ですが、敷地条件・プラン・仕様により変動します。正確な金額は、ラフな図面をもとにした無料の概算見積もりでご確認いただくのが確実です。

まとめ

JFEフレームキット®は、木造軸組の設計思想を踏襲しながら、耐震性・耐久性・工期の面で新しい選択肢を加えられる工法です。「うちの現場でも対応できるのか」「この土地条件でも建てられるのか」といった疑問は、資料や個別診断で具体的に確認いただけます。

本記事は、JFEフレームキット®指定代理店として販売から施工まで一貫対応する株式会社鷲見建築オフィスが、営業現場での相談実績をもとに執筆しています。

まずは活用事例ブックで実際の施工事例を確認してみませんか。

よくある質問

Q. 溶接技術者がいなくても施工できますか? 可能です。JFEフレームキット®の現場接合はボルト接合のみで、現場溶接は発生しません。

Q. 柱やブレースを減らして開口部を広げることはできますか? できません。木造の在来工法を鉄骨に置き換えた工法のため、耐力壁として必要な本数は構造上決まっており、道路に面した壁を全面窓にしたいといったご要望には応えられません。

Q. 設立して間もない会社のようですが、対応は大丈夫ですか? 当社は2023年設立ですが、在籍スタッフは各分野10〜20年の実務キャリアを持ち、特定建設業許可を取得しています。技術面・資金面ともに、腰を据えてお付き合いいただける体制を整えています。


ラフな平面図(手描きレベルで構いません)があれば、1〜2週間で概算見積もりをお出しします。お見積もりは何度でも無料です。プランがまだ固まっていない段階のご相談も歓迎します。

株式会社鷲見建築オフィス JFEフレームキット®指定代理店|販売から施工まで一貫対応 対応エリア:東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬(部材販売は全国対応) お問い合わせはこちら

※本記事の価格・工期・制度に関する記載は執筆時点の情報です。法定耐用年数・税務の取り扱いは個別の条件により異なるため、詳細は税理士等の専門家にご確認ください。